2月19日、TAMA-SILサロンvol.4を開催しました。TAMA-SILサロンは、多摩地域における共創に向けた対話の場の構築を目的に、昨年度から連続で開催しています。vol.1の様子はこちら、vol.2の様子はこちら、vol.3の様子はこちらです。

今回のテーマは、「八王子市上川の里保全活動におけるNTTドコモの取組」です。上川の里は八王子市北西にある特別緑地保全地区で、株式会社NTTドコモ(以下NTTドコモ)は2023年3月に八王子市と連携協定を結びました。八王子市のニュースリリースはこちらです。今回はこちらの共創活動についてお話いただきました。

前半は3名の方にご登壇をいただき、まず八王子市 環境部 環境保全課の雨宮大輔 主任から市の進める上川の里保全活動について、次にNTTドコモ 経営企画部 サステナビリティ推進室の河田朋巳 社会貢献推進担当課長より同社が全国で進めるサステナビリティ活動について、そして株式会社ドコモビジネスソリューションズ 多摩支店 1G1Tの佐藤敬一 担当課長より、同支店が主導で行う上川の里での具体的な活動や事業計画についてご説明をいただきました。

イベントの後半は質疑応答。前半のお話を聞いて質問してみたいことを参加者の皆様に付箋に書いていただきながら、TAMA-SILメンバーの進行で登壇者へ伺いました。

今回は企業から20名、自治体から5名、登壇者と事務局も含めると総勢36名の参加となりました。質疑応答では、主に企業の方からCSR活動と収益事業の両立の工夫や、そのKPI、KGIの設定について、また八王子市との関係のきっかけについてなどの質問が活発に取り交わされました。

また、終了後のアンケートでは「会社の研究領域と重ねることでESG対象とする工夫が参考になった(企業からのご参加者)」「思っていた以上に企業の方々が行政活動に興味をお持ちとわかった(自治体からのご参加者)」等の声をいただきました。

今回のサロンでは企業からのご参加者が多く、自治体に向ける企業の期待の大きさを実感できました。次回以降は、自治体を主体とし、このような前向きな企業の皆様とどのようにコミュニケーションをして地域課題の解決につなげていくかを考える企画も実現していきたいです。

TAMA-SILでは今後も引き続き、今回のような共創に向けた対話の場の構築を設けていきます。

NTTドコモ様のプレゼンテーションの様子
ご登壇者の皆様
質疑応答の様子