TAMA-SIL(TAMA Social Impact Lab)は、多摩地域における共創活性化に向けて、自治体と企業の共創事例などについての情報交流会、「TAMA-SIL サロン」をシリーズ企画いたします。
vol.1を1月25日に開催、公園をフィールドに市民が元気になれるまちづくりに取り組む羽村市様と日都産業株式会社の共創推進担当者をゲストとしてお招きし、その取り組み事例をご紹介いただきました。当日は多摩地域の自治体、企業から33人が参加しました。
ゲストのあふれるばかりの情熱とお互いの信頼関係によって進めてこられた活動に、参加者は一部始終、熱心に聴講されるとともに、共創継続の秘訣や課題など活発にゲストと意見を交わしました。
■羽村市について
ー 企画部企画政策課 主査 平田歩さん
・都内で3番目に小さいまち羽村の自慢は、”独自の水道”です
・基幹産業は製造業で、その出荷額は都内2位(5.9憶円)!
・企業との包括連携協定数は、なんと61件!
・”笑顔と活気”ある、くらしやすいまちをめざして、市が保有する経営資源の最大活用とともに、企業との連携による市民サービスの向上に取り組んでいます
■日都産業㈱について
ー 技術部デザイン課 課長 小林原生さん
・公園遊具や健康器具のパイオニア企業として、自治体と議論しながら、提案・導入に取り組んでいます
・社会科見学での子ども受入や、地域のまつり参加など子どもたちにとってまたとない体験であるだけでなく、社員のモチベーションアップにもつながる大切な取り組みです
・まちにおける公園のあり方が変容、遊具も変革の時を迎えています。特に安全へのこだわりを発信していきたいです
■4KIDS包括連携協定について(羽村市✕日都産業)
ー 羽村市まちづくり部土木課公園管理係 係長 井上亮太さん
ー 技術部デザイン課 課長 小林原生さん
・公園の最新情報の提供や安全教育など日頃からお世話になっている。また、遊具寄贈や産業祭出展、社会科見学受け入れなど、誠実に地域へ対応・協力いただいていた
・日々の対話の中で、双方が取り組もうとしていることや課題の共有ができていった
・”一緒にやれば、社会にとって価値あることができるんじゃないか”
とお互いの考えが合致して、協定につながった
・子どもの笑顔あふれるまちにづくりに対する両者の想いが、4KIDS包括連携協定に込められている
・対等な立場で色んなことを言い合える関係を築けることが大切
TAMA-SILは、東京都市長会「多摩・島しょ広域連携活動助成金事業」により運営されています。