2025年7月18日(金)、TAMA-SILワーキンググループ(WG)4「産業・工業振興計画策定への貢献」の活動として、第2回産業振興計画策定勉強会を開催しました。

この勉強会は、青梅市、昭島市が産業振興計画の策定を今年度から始めるにあたり、多摩地域で既に計画策定を行った自治体との広域連携で知見やアドバイスを共有することを目的としています。

今回は5月に開催した群馬エクスカーションで前橋の中心市街地をご案内いただいた、前橋市産業経済部 にぎわい商業課 商業振興係 副主幹の田中隆太さまをゲストにお迎えし、「マチスタント〜前橋まちなか関係案内人〜」と題したご講演をいただきました。

今回の参加者は全てが自治体職員で、日野市、八王子市、青梅市、昭島市のTAMA-SILに参加する自治体に加え、東京都北区からも地域振興部産業振興課、政策経営部しごと連携担当課から6名がご参加いただき、計23名の参加となりました。

会場が青梅市ということもあり、ご講演前には田中様と勉強会に参加するメンバーで青梅駅前付近の中心市街地をまちあるき。地域の空き店舗を活用した新規店舗や、青梅駅前ならではの横丁などを青梅市と一般社団法人 こーよ青梅による案内で巡りました。途中、BUTLER 家具工房では店主のお話を聞かせていただくなど、地域の方との交流も交えたツアーとなりました。

まちあるきの様子
まちあるきの様子

昼食後は青梅市役所に再び集まりいよいよ勉強会本編がスタート。田中様からは、「前橋市アーバンデザインとまちづくりの具体的施策」「中心市街地の活性化とマチスタント」「大手企業との共創」等のトピックについて約1時間にわたりお話をいただきました。

ご講演いただいた前橋市産業経済部 にぎわい商業課 商業振興係 副主幹 田中隆太さま

講演後の質疑応答では、市街地での空き家の主な発生理由や、実際に田中さまが訪ねた物件の数などの質問に加え、仕事とプライベートの分け方や、地域に出る職員を増やすためにどのように行動変容を促せばよいか、等自治体職員ならではの観点から多くの活発な意見交換が行われました。

講演の様子
講演後の質疑応答の様子

田中様、多摩地域にお越しいただきありがとうございました!