こんにちは!日野市の職員Sです。
6月20日、青梅市で開催された第12回 JAPAN OUTDOOR LEADERSHIP CONFERENCE「西多摩から考える持続可能なアウトドアの未来」に参加してきました。
このカンファレンスは、アウトドアビジネスの担い手、行政、大学などの支援者、市民が一堂に会し、持続可能なアウトドアのあり方を考える場です。アウトドアビジネスとは特定の業種ではなく、地域の自然環境を活用した事業のことで、自然環境に関連する歴史や文化も含み、地域づくりにも関わってきます。
ところで、なぜ東京でアウトドアがテーマなのでしょうか。
各地でオーバーツーリズムが話題になる中、西多摩でも似たような状況が起き、ごみの問題などが出ています。
ボランティアチームや市の担当者が対応していますが、本当は発生しない方が望ましいもの。
「地域に来てほしい!でも…!」というジレンマがある中で、規制や管理を強化するだけでなく、コミュニケーションの方法や教育、民間の関与の余地を考える機会となりました。
実際に進めていくには、広域連携の難しさもあります。しかし、それ以上に、共創(co-creation)の一環として、これからの取り組みが進展することを期待するとともに、多摩に暮らす人たちのパワーや可能性を感じられる一日でした。