3月21日、TAMA-SILサロン特別編「日立デザイン 〜行動デザインを体験してみよう〜」を、株式会社日立製作所中央研究所「協創の森」で開催いたしました。当日は企業から23名、自治体から13名、大学から2名の総勢38名にご参加いただきました。
TAMA-SILサロンは、自治体、企業の方々の仲間作りや共創のヒントを共有したり、多摩や近隣地域での先進的な共創事例を紹介し、担当者からその共創の工夫やコツについて話題提供等を行う場です。これまでの開催経緯についてはこちらをご覧ください。
当日は、TAMA-SIL事務局 長島剛(多摩大学 経営情報学部教授)からの挨拶とTAMA-SILの説明に続き、昭島市の官民連携の取り組みについての事例紹介を、昭島市 市民部 産業活性課の森田晃氏からお話しいただきました。昭島市は多摩地域の自治体の中でも特に市内に大手企業の事業所が集まっている地域で、市が主催し、市内企業を一堂に会する「昭島市まちづくり企業サミット」を定期的に開催しているお話などをいただきました。


続いて、日立製作所から事業概要と行動変容デザインについてのお話の後はワークショップ。今回は「日立デザインワークショップ」と題し、日立製作所の研究員、デザイナがグループに入っていただき、地域防災について、日立の行動変容デザインを用いたアイデア出しをグループに別れて行いました。

発表では、「一人暮らしの若者に実際に備蓄品を体験してもらう機会を作る」や、「防災訓練で備蓄品をPRする」、「アウトドアイベントのついでに備蓄品を購入してもらう」などのアイデアが出、普段の生活ではなかなか考えることのなかったテーマの議論が盛り上がっていました。


次回のサロン開催は2025年5月中の開催を予定しております。準備ができ次第ご案内いたします。
TAMA-SILは、東京都市長会「多摩・島しょ広域連携活動助成金事業」により運営されています。