10月7日、八王子市、日野市と本研究所が主催する地域共創を考えるイベント「これからの地域共創の可能性と展望」が開催されました。当日のプログラム等はこちらをご覧ください。
あいにくの荒天の中、当大学T-studioには35名の企業や自治体からの皆さまが、またオンライン配信には34名の方が参加して頂き、総勢70名近い方々の集まる中での開催でした。
当日は、八王子市 立川産業振興推進課長の開催挨拶で始まり、当大学経営情報学部 長島教授による開催趣旨の説明の後は、当研究所 桑原客員研究員から今夏に実施した多摩地域の大企業事業所21社へのヒヤリング結果をご報告いたしました。
その上で事例紹介として、富士電機ITソリューション株式会社 平山主幹より日野市と共創した防災プラットフォームの事例を、次に明治安田生命保険相互会社 西村市場開発部長より八王子市等で実施している共創事例を複数ご紹介いただきました。
休憩を挟んだ第2部では、「多摩地域における共創の可能性と展望」と題し、事例紹介で登壇した2社に加え、八王子市、日野市の現場職員と長島教授でのパネルディスカッションを開催。企業ヒヤリングを通じ確実に高まりつつある多摩地域での地域共創への関心度についてや、自治体側も企業等のプレーヤーと共創していく姿勢が徐々に作られつつある事情等が話し合われました。
参加していただいた企業の方々からは、今後仲間に入り、多摩地域での共創をこれから作り上げていきたいという声が多く聞かれました。この多摩地域での共創を作り上げていくプロジェクトは、「TAMA Social Impact Lab」(通称:TAMA-SIL)と呼称し、活動を続けていきます。
次は、11月1日に「ウェルビーングを実現する、ひと・暮らし・産業」と題し、取り組んでいきたい課題について自治体側から発信する機会を開催予定です。詳しくはこちらのページをご覧ください。
最後に、あらためましてこの場をお借りし、当日ご参加いただきました方々へ感謝申し上げます。誠にありがとうございました。